YOMUKA FAIRY MEMO

フェアリー詰将棋などに関する雑多メモでした(更新停止)。

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キルケとアンチキルケ(詰パラ8月号)

フェアリーランドの「キルケとアンチキルケで成駒の扱いが統一されていない」という件について。

『ルールをどう決めても、それはそれで一局ではあるのですが……』とのこと。三点リーダで曖昧になっていますが、「どういうキメでも成立するけど、現状は確かにちょっと変ですね」と解釈できてしまいます。

ということで、成駒を生駒に戻さないという提案をしたのは私なのでその背景を書いておきましょう。議論が目的ではありません。アンチキルケは数年前に既に私の手を離れています。

(まあ、手を離れていると言うならこのエントリ自体書かないのが本筋なのですが)

(提案という表現について。私は条文だけ書いたようなもので、実際にアンチキルケのルールが確定したのは作品が作られ、鑑賞(解図)される、というステップを踏んでからです。この過程で不満や問題があればルールは修正されたり、分岐したりします。アンチキルケの場合は、結果として現時点で変化がありませんが)




結論から書くと、成駒を生駒に戻す選択の場合、生駒で駒取りをする際、成って戻るのも成らずに戻るのも結果が同じになってしまいます。これを嫌ったのが最大の理由です。

また、チェスのanticirceでプロモーションしたポーンが駒取りをしても、ポーンに戻ることはない、というのがもうひとつ(アンチキルケを考えていた時点では、ポーンがプロモーションしながら駒を取った場合どうなるかははっきりした裏がとれないままでしたが、これはプロモーションして戻るのが義務です)。

生駒になるほうがキルケと親和性があるかな、とは思いましたが、上記の理屈を優先させました。

(たった今考えたことでもう一つ。アンチキルケはチェスのanticirceと違って他の駒が戻るマスを塞いでいて戻れなくても駒取りができます。生駒になって戻るルールにする場合、戻らずに取れる時、成駒の扱いはちょっと悩ましいです。どちらにしても混乱を生みそう)



後付けでの設定があります。これは書いたことがないような。

通常取られた駒は「生駒になって」駒台に乗ります。キルケは駒台に行く変わりに初期位置に行きます。その他の操作は変わらないので生駒になります。

アンチキルケは駒を取られた訳ではありません。が、キルケの「初期位置に行く」を「アンチ」で適用し、取った駒を取ったマスに残す変わりに初期位置に戻します。この操作に成生はからみません。もちろん、取った駒が成駒なら、それは通常と同様に生駒になって駒台に行きます。

こんなイメージ私の中では整合性を持たせています。



繰り返しになりますが、キルケで成駒がそのまま戻ることにしても、アンチキルケで成駒が生になって戻ることにしても、それはひとつのキメです。正誤の問題ではありません。

そして、そのキメについて好み(正誤じゃないですよ)を言うなら、「成駒が生駒になるのは取られたときだけ例外なく」「現状通り、キルケは生駒に、アンチキルケはそのまま」です。うん、この表現なら細則をつくらなくても良さそうだ……って駄目じゃん! PWC!(日本語で言えば交換キルケ)思いっきり成駒のまま取られてる!

と酷いオチがついたところで幕。

  1. 2009/08/01(土) 00:45:27|
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